一年戦争
MS track in U.C0079
MG ZGOK one year after
ZEON MASSPRODUCT MOBILE SUIT
DIORAMA 2023 SUMMER MODEL
I created a diorama featuring the HGUC series Char's custom Z'Gok by the water
I created a two-part diorama, and I'd like to showcase one of them
makeing - YadaSaki
paint - YadaSaki
こちらが動をテーマに同じ森林、緑地帯の中での水ジオラマ。こちらはHGUCのズゴックを使用してます。ジオラマのサイズは同じくらいです。
今回は前回のMGズゴックではなくHGUC版のズゴックを使用してジオラマの製作に取り掛かりました、構図的にMG版だと前回のジオラマのサイズより遥かに大きくなるのでポージングや構図、ジオラマのサイズから最適と思われるHGUCが最適でした。
ジオラマは総合力の魅せる物
夏の新作!2023年夏ZGOKと2液性レジンを使ったジオラマを2点製作したのですが内2点目まずはHGUCシャア専用ZGOKを使ったジオラマのご紹介です。静と動をテーマとして完成させています。
1年戦争後をテーマに森林、緑地帯での初の水辺のジオラマなので構図や製作方法等戸惑いながらの製作でしたがなんとかまとまったかなと。
個人的にガンダムはいつまでもファースト物が想い入れが一番強いのでもっと素晴らしい細かな造形やギミックを持つMSや色々ありますが
定期的にファースト物を製作したくなる、たまに塩辛いお茶漬けが恋しくなる、そんな大切な存在のファーストシリーズです。
ジオラマは個人的に思うに構図は想像力は勿論ですが、それらを構成する個々の作品の集合体だと思います、ズゴックの製作、木々の製作、地面や水、小物、それぞれの完成度の高さが高ければ高いほどよりリアルに、魅力的に場面を切り取ったジオラマとしての総合完成度が高まります。なので、それか一つクオリティが高ければ良いではなく、物作りの総合力が求められるので時間も非常に浪費しますし、なかなか簡単に手を出しづらいのですが、定期的に作りたくなるので不思議な物ですね。
夏の水泳部in 2023!!
そしてやっぱりファースト!
Resin
今回使用したレジンは2種類。UVレジンと2液性レジン。選択基準は透明度と硬化後のベタ付きの有無(UVレジン)経年劣化の黄変具合以上3点を主軸において選択しています。
詳細はこのページか別途ブログの記事にでも載せておきます。
下地処理
いつも使用しているサーフェイサーは左の1200番のサフ。仕上がりが細かくスジボリのラインやモールドも埋まりずらいので愛用しています。細かなパーツはエアブラシに入れて吹いたり。その代わり下地処理はきちんと仕上げないと
傷がかなり残ります。
塗装前のサーフェィサーについてですが、いつもゲート処理などは400、600番目辺りのペーパーで処理して整面処理もこなしていきます。そこから1000番の番目で仕上げていき、縦目、横目と整面でペーパーをかけて洗浄、乾燥後
仮サフを吹きます。場合によっては1200番のペーパーで仕上げる事もあります。グロス仕上げやメッキシルバーなどの
塗料など使用時は特に。
MakeingBASE
使用した木材は一旦オービタルサンダーで研磨後にウッドステインで色の濃いめのカラーに着色しています。この縞模様のような感じも素敵だったのですが。BOSCHのオービタルサンダー以外と音が静かで使いやすかったので個人的にオススメ。
こちらが使用したウッドステイン詳細はまた載せておくので、気になる方はブログへどうぞ。
壁面には垂れ下がるツタや草木、苔などをイメージし配置、一つ一つボンドやUVレジンを接着剤代わりに使い固定してゆきました。
今回は水の動きがある情景なのでズゴックの動きに合わせて水の動きも入れています、ザバァっとした動きに合わせた小さな波の動き、岩場にあたり跳ね返る感じなど水面に入れてゆきました。少し分かりやすいように水面へライトを当ててみた感じが左の画像です。前作同様に水底のディティールもきっちり行っているので水の中、水面と言う水ジオラマならではの魅力満載です。
MakingBASE 2
前作同様のプレートも同じ感じで追加。ズゴックは全身に渡り水滴や水辺での動きによる濡れた感じを再現してみました。
ザバァーと水しぶきを上げながら出現したズゴック、そのモノアイが見つめる視線の先には果たして。そんなイメージや妄想が膨らむジオラマに出来たらなと。
UseResin
レジンは最初のクリア層に加えて全部で水の深度に合わせて色を変えて4層構成にて流し込んでいます。気泡が出来ないように、また出来た気泡は消しながらの作業になります。
流し込みの際ですが、撹拌時にビーカーにお湯を沸かしつけながら撹拌しています。気泡発生の防止に。
簡単なポイントとして2液性レジンを温めながら撹拌する。モヤっとしたものがなくなるまでひたすら撹拌する。その後にそっどゆっくりと流し込み、その際に出来た気泡はガストーチ、ホットガンなどで消す。これが手作業においては個人的なベストな方法かと思います、勿論もっと良い方法があるかもしれませんが見つけた時にOSのアップデートのようにその時その時に技術や知識もアップデートさせてゆけば自然と技量も上がるので楽しみながら学びながら作る、これが一見遠回りに見えますが最大の上達テクニックかなと。大切な時間を使うのですから作業前に調べ経験し身につける、これを模型に限らずに意識しています。
レジンを使用して水の表現をする際には、その透明性と光沢が水の表現に非常に適しています。模型製作やアート作品において、水のリアリティを追求したい場合、レジンは優れた素材として活用されています。
具体的な手法としては、水の流れや波を表現する際にレジンを適切な形状に流し込むことで、水の動きを再現します。また、平坦な表面にレジンを注ぐことで透明な水面を表現し、水面に影をつけることでリアリティを高めることができます。さらに、水滴やしぶきを小さなレジンの粒で表現したり、水中の透明感を再現したりすることも可能です。また、レジンの光沢を活かして水面に映る光や景色の反射を表現することもできます。
これらのテクニックを組み合わせることで、模型作品やアート作品においてリアルで美しい水の表現が実現します。レジンはそのカスタマイズ性や耐久性もあり、創造性を刺激して独自の作品を生み出すことができる素材として、模型愛好家やアーティストに愛されている素材ですね。
Makeing3
こんな名言がありましたね
ジオラマの主役のズゴックですがこちらはもっと朽ちたと言うならば、色の彩度も落としても良かったのですが、このジオラマに色映えるのがズゴックなので彩度は残しつつ朽ちた感を演出しようと色々な技法や細かな演出を盛り込んでいます。
ONE YEAR
WAR
ZEON MASSPRODUCT MOBILE SUIT
U.C0079
ZGOK
2023
静と動
Makeing4
こちらは動のイメージで製作した方のざっくりとしたベース途中画像で基本的にはサイズ感や作りは同じ感じで製作し、ポイントを少し変えています。
木々も乾燥した小枝素材をベースに作り葉をつける、静のジオラマとこの辺は同じです。
少し趣向を変えて右奥に流れ出る小さな滝ほどでは無いのですが小さな水が流れ落ちるスポットを製作してみました。
Makeing4
こっちはがっつり動きのある感じなので当然水の動きを入れていきました、この段階でズゴックの胴体の目消しを忘れてるのに全く気づいてませんw
早くお水を入れたかった!多分これだと思います。
水の表面の動きに合わせて壁際の跳ね返りの動きやズゴックの足の動きに合わせた水の動き、MSが動いた際にこう動くであろうと頭の中で描いたものをそのままレジンの水面にトレースしてます。
もっとこうだろ!などなど、甘い点もあるとは思いますが、優しい世界線で見守って頂けると嬉しいです。
Makeing6
レジンを流し込んだ直後の鏡面に近い状態に水の動きを施した感じ。いかがでしょうか?この水の動きはUVレジンで行なっています。UVレジンの透明度やベタつき黄変の程度など拘ったのはこの為です。その他にメディウムも使っています。
左足の部分も壁際、足元など同様に
最後に水の滴を追加しています。わしゃーと巻き上げながら滴る水がより一層の動きを演出してくれるので重要な部分。まさに動をテーマに大切なポイントですね。
Oneyear After Later
ざっくりとしたご紹介でしたがYouTubeにも実写版の映像やスライドショーなどあるので興味あればご覧下さい。直接youtubeで見た方が画質を4Kにてご覧頂けます。
YouTube
Gallery
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Thank you for taking a look to the end
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